静岡県K氏艇OS-15m
  オーナーは70代の方です。重いと何かと大変ですので極力軽量に仕上げます。

オール3mm合板をガラスクロスでサンドイッチして軽さとタフさの両立を図ります。

FRPでラミネートしなければさらに軽くなりますが、船底キズの補修作業も大変ですので
FRP層のガードによるメンテナンスフリー性能も必要かと思います。
お客様の収納方法。

デッキ上にU字金具を木ネジで止め、ロープと動滑車とカラビナで吊り上げております。

これならカートップも楽々です。
10/2

納艇に行ってきました。

山中湖で進水式です。
9/26

 仕上げ塗装完。

 現在重量13kg(FRPコーティングあり)

 この軽さと短さなら女性やシルバー世代でも無理なく扱えるかと思います。

 工房主も20年後はこの船作ってのんびり海上散歩です。
9/24

 仕上げ塗装完。

 クリアーに染料を多めに混ぜて深い茶色に仕上げました。(木目は残っております)

 シルバーウイークは晴天に恵まれて塗装がはかどりました。
9/16

 スクリューハッチ取り付け加工完。

 デッキ面に低粘度エポキシ塗付完。
9/15

 コックピットコーミングおよびシアーラインのサンディング完。

 ピン角ですと、完成後持ち運ぶ時に手が痛いですから、充分時間をかけて滑らかなアールを取ります。
9/12

コックピットコーミングの積層接着完。
9/10
デッキパネルの接着完。

仕上がりが違ってきますのでカリ釘はケチらずに大量に打ち込みます。
9/9
余分なFRPをカットして、シアー材(杉角材)の角度微調整をします。

デッキビームを接着します。

艇内部を入念にエポキシ樹脂で防腐処理をします。
9/7
エポキシが完全に硬化すると3mm合板が強固でしなやかな船体に生まれ変わります。

航行中に岩にヒットした場合はたわんでショックを吸収します。

必要最小限のFRP(0.15mm)で必要十分な堅牢性を発揮します。
9/4
 船体にガラスクロスを被せて、エポキシレジンを塗りヘラでクロスを合板に密着させます。

(なかなか入手出来る物ではありませんがキャッシュカードをヘラに使うと具合が良いです。)
9/2
 実際に漕いだりカートップしたりする時に傷つきやすい前端後端部を、塗装が剥がれても腐らないようにケヤキやチーク材で補強します。

Rになじむように熱で曲げます。
8/31

ハルパネル内側継ぎ目をエポキシパテとガラスクロステープで補強。

隔壁を接着。

モールドの除去。

シアー材(杉角材)のカンナがけ完。(デッキのRに合わせて角度を調整する。)
8/25

ハルパネルのステッチ(縫い合わせ)完。

モールドを仮止めして船体矯正(左右対称だし)完。
8/22

ハルパネルにシアー材(杉の棒)を接着後、ハルパネルを銅線で縫い合わせて組んでゆきます。